１．【疲れにくい身体】の正体とは？
【疲れにくい身体】って、どんな身体だと思いますか？
筋骨隆々な体力があるゾ！って感じでしょうか？
答えの一つは、身体の動きにムダがなく、使うべき時に、使うべき箇所の力が、効率良く使える、賢い身体です。
私たちは、立ったり、歩いたり、座っている時でさえ、知らず知らずのうちに「使わなくてもいい余計な力」を使っている事が多いんです。
・肩に力が入って、ギュッと上がっている。
・背中が丸まって、腰に負担をかけている。
・頭が前に傾いて、首筋に負荷をかけている。
これらの「無駄な力み、緊張」こそが、あなたを疲れさせている一番の原因です。
例えるなら、ブレーキを踏みながらアクセルを踏んでいるような、無駄なエネルギーを使い続けている状態です。
これではすぐに疲れてしまいまし、効率的ではありませんよね。
トレーニングを通して身体の使い方を根本から変えて、身体をもっと効率的で、楽に動かせるように土台を整えるのが【スタビライゼーション】です。
２．スタビライゼーションは【身体の中心軸】を作ります
スタビライゼーションは、身体の中心にある「体幹」を安定させるためのトレーニングです。
体幹こそが、私たちの身体全体の「土台」であり、動きを支える「中心軸」となります。
中心軸が安定すると、「立つ」ことに筋力は必要がなくなります。
背筋がスッと伸びて、無理なく良い姿勢を保てるようになります。
今までは緊張していた肩や首筋、背中から力が抜けて「脱力」ができるようになるんです。
３．負荷を「分散」させるから、疲労が溜まりにくい！
中心軸が定まって、脱力ができるようになると、あなたの身体の使い方は劇的に変わります。
軸が安定した状態（身体がブレない状態）で動くと、重いものを持ち上げる時などに沢山の筋肉を使えるようになります。
腕だけや肩だけではなく、太ももやお尻、お腹や背中といった沢山の筋肉が負荷を分け合って動作を行うようになります。
これが【身体の連動性が上がる】ということです。
スタビライゼーションで身体の土台が安定すると、負荷が全身に分散されるので腰や肩、膝などの局所的な負荷が減ります。
結果として、同じ動作を長時間続けてもエネルギーの消耗が少なくなり「あれ？以前よりもずっと身体が軽い！」という、楽で快適な毎日に繋がっていきます。
４．呼吸が深まり、心の疲れまで軽くなる
体幹が安定すると身体の力みが抜けて、呼吸が自然と深くなります。
深い呼吸は、身体中に新鮮な酸素を送り届けて、疲労回復を促進してくれます。
さらに、深い呼吸は私たちの自律神経を整え、気がつかないうちに溜まっていた心の緊張やストレスを和らげてくれる効果も期待ができます。
身体の土台を整え、全身をスムーズに連動させるスタビライゼーションは、あなたの身体を【疲れ知らずの身体】へと導いてくれます。
しかも、トレーニングはあなたに登れる小さな階段を用意できるので、優しくて簡単です。
さあ、今日からスタビライゼーションを始めて、快適で楽しい毎日を手に入れましょう！
